研究内容

ソフトウェアドキュメンテーション

開発プロセスを経てソフトウェア開発を進めるためには,要求仕様書やアーキテクチャ仕様書などの開発文書を作成する.
その開発文書には,次の工程を行う作業者が作業できるだけの十分な内容が,誤解を招かない表現で現されていなければならない.
開発文書には,どのような表現が適切であるのか,どのような表現が問題であるのかを類型し,開発文書を評価する方法を研究している.

符号理論

ディジタル通信において,通信路においてノイズなどによって誤りを被っても,被った誤りを検出したり,訂正することによって,確実に通信を行うことができる.
そのためには,送信したいデータに冗長性を持たせて,誤りを被ったことがわかるような仕組みを付加する作業を符号化と呼ぶ.
符号化したデータから,誤りを取り除き,所望のデータを取り出す作業を復号化と呼ぶ.

イーラーニング

電子デバイスを活用したり,インターネットを介してインタラクティブに行ったりする,情報技術を活用した学習のことである.
イーラーニングでは,コンピュータを使うので,学習者に合わせたコンテンツを提供したり,進捗をあわせたりすることができる.また,学習記録を記録することで,進捗状況を管理したり,適切な助言を受けたりすることができる.
授業などの形式で相対して行う学習と,イーラーニングを組み合わせることで,より効果的な学習が実現する.